メガドライブ版「修羅の門」攻略メモ

 このページで攻略しているのはメガドライブ版の「修羅の門」です。
 ジャンルはシミュレーションゲームで、コマンド選択型のゲームとなっています。
 元々、原作のOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)化とのメディアミックスとして発売される予定だったそうですが、結局OVA化の話が無くなり、ゲームのみの発売になってしまったようです。
 ちなみに、制作はセガの100%子会社だったシムスが行っています。シムスは結構色んなゲームの移植を手がけていたようです。

おすすめサイト
 ・愛の戦士、そして伝説へ該当ページ直リン

ページ内インデクス
 ・基礎知識
 ・基本戦術
 ・アドバイス
 ・各ラウンド攻略


基礎知識

気合メーター
 画面の左右にあるプカプカと上昇している玉。上に行くほど気合が溜まっていき、技の威力が上がる。これがある程度上がらないと決まらない技もあるので注意。特に陸奥圓明流奥義は気合が満タンでないと使えない。
 静の状態(十字キーを押さずに静止している状態)だと上昇が速くなり、逆に動の状態だと上昇は遅くなる。

本気メーター
 画面の下の方にあるサーモグラフィーみたいなもの。本気になるにつれ色が変わっていき、使える技が増えることもある。色は全部で5段階で下の画像のようになっている。
 このメーターは、ダメージを受けたり見切ったりブロックしたり返し技を使ったりしたときに上がる。大技が来たときほどメーターの上がりが多い傾向がある。逆に言うと、むやみやたらに攻めると相手を本気にしてしまうので注意が必要。



基本戦術

間合い取り
 相手との距離で技の命中率が決まる。技ごとに間合いが違うが、フィーリング(感覚)で距離を取れば大概大丈夫。
 ただし、一人だけ厳密な間合い取りを要求される相手がいる。

受け技 → 浮身
 相手の攻撃と同じ方向に飛んでダメージを大幅に軽減させる。ただし、技の性質上、間接技、投げ技、叩き付ける技などには適応できない。
 とても便利だが、デメリットとして気合メーターが1目盛り分減ったり、本気メーターがあまり上昇しなかったりする。

受け技 → ブロック
 ブロックして直撃を防ぎダメージを軽減させる。
 気合メーターが下がらないし、わずかに本気メーターが上がる。状況を見て浮身と使い分ける。

受け技 → 受ける
 敵の攻撃をそのまま受ける。
 本気メーターの上昇量が大きい。後述の「見切り」を使った方が良い?

避ける → 見切り
 相手の間合い取りが間違っている時に成功しやすい。他にも、本気メーターが高い状態の時も成功しやすい。
 失敗するとそのまま技を食らってしまうが、どっちにしろ本気メーターがある程度上がるので「受ける」の代わりに使うと良いかもしれない。

避ける → 力で振りほどく
 膝蹴りのような掴んでから攻撃するような技は見切りできない。そういうのはこの「力で振りほどく」で避ける。


各ラウンド攻略

 原作漫画が攻略本になります。原作での駆け引きがほとんど盛り込まれてます。ゲーム化されているのは10巻の第二部終了までです。今となっては昔の作品かもしれませんが面白い作品なので古本屋さんあたりで買いあさって読んでみて下さい。読んでからプレイした方が面白いと思います。(追記:第四部以降はもう描かないと思っていましたが、2010年に第弐門として復活しました)

Round 1:木村指導員

 最初のラウンドなので間合いなどを覚えるのに持ってこい。間合いが間違っていると「踏み込み過ぎだ」とか「間合いが甘い」などと親切に罵倒してくれる。
 本気メーターが赤色(MAX一歩前)になると、蹴り技に「弧月」が加わる。これで止めを刺すと勝利。ちなみに木村のHPを1にすると「弧月」しか使えなくなる。

 原作通りだと九十九は蹴り技を一切使わず、最後になって蹴り技の「弧月」を使っている。

Round 2:泉 敏彦

 攻撃力はあまりないのでブロックしていれば防げる。余裕があるなら見切りに挑戦しても良し。そのうち「飛燕連脚」や「紫電三連脚」を使ってくる。するとこちらも同じ技が使えるのでそれで仕返し。最後は「紫電三連脚」(紫電四連脚)でフィニッシュ。

Round 3:陣雷 浩一

 気を付けるのは「ローキック」。これはブロックも浮身もできない。間合いを離して使われないようにしよう。
 九十九の『次からは本気だよ…』のセリフのあと、返し技に「蔓落とし」が追加されているはず。正拳突きが来たときこれで返すと大ダメージを与えられる。
 あとは、気合を貯めて陸奥圓名流奥義「無空破(?)」を密着した状態で使えば勝利。

Round 4:海堂 晃

 ほとんどの技を見切られてしまいダメージを与えられないように思えてしまう。しかし、32ドット離れた所から「前蹴り」すると見切らずにブロックしてくれる。画面上部の顔画像が32ドット、名前の文字一つが16ドットになっているので比較対照にしよう。また、海堂が攻撃を仕掛けてきたとき、海堂の技の間合いが間違っていてこちらの間合いが32ドットの場合、高い確率で攻撃を「前蹴り」で返すことが可能。これでコツコツとダメージを与えていこう。
 こちらの本気メーターが上がってくると、こちらも攻撃を見切れるようになってくる。海堂の間合いがズレているようなら積極的に見切る。
 ある程度すると「無空波(?)」を撃てるようになる。しかし、すぐに使っては駄目! 使ってしまうと海堂の本気メーターが一気に上昇。双龍脚をバンバン仕掛けられてしまいやられてしまう。一応、双龍脚も見切りが可能だが、初回は絶対食らってしまう上に、それ以降も見切れる可能性もあまり高くない。とにかく「無空波(?)」を使ってしまうと眠れる龍を復活させてしまうので注意。
 「無空波(?)」を使うタイミングは海堂のHPが50あたりを切ったとき。「無空波(?)」(本当の名前は「虎砲」)を使って50のダメージ、さらに連続で本当の「無空波」を使えば、勝てる。

 原作通りだと、2回目の「無空波(虎砲)」を完璧に見切られて逆に大ダメージを食らい、さらに双龍脚や頭突きやらを連発されてピンチに。しかし本当の無空波で大逆転、となっている。これを本ゲームで再現しようとなると、どうにもこうにもなかなか勝てない(動画サイトの投稿動画で再現している方もいるようです)。

 ここで第一部が完。第二部の予告が流れる。

Round 5:竹海 直人

 同じ技を続けて使うと回避される可能性が高くなるので、技を織り交ぜて攻撃する。
 竹海が肘を使ってくるか、本気メーターが上がってくると、返し技に「蛇破山」が追加される。拳技が来たときにこれで返すことができる。ただし、2回まで成功するが、3回目で破られる。
 あとは、ひたすらHPを削るのみ。

Round 6:羽山 悟

 長い間合いでミドルキックを使ってくることがあるが、そういうのは見切れる。これで本気メーターを貯めることができる。
 ある程度本気メーターが貯まれば返し技に「牙斬」が追加される。チビチビとダメージを与えつつ、羽山が拳技を使ってきたら「牙斬」で返していく。「牙斬」は4回目で返されてしまうが、次に返し技に「蛇破山」(正確には「裏蛇破山・朔光」)が追加される。「蛇破山」も2回目で返されるが、このころには陸奥圓名流奥義「雷」が使えるになる。気合を満タンにして「雷」を使えば勝利。

Round 7:飛田 高明

 攻撃が重たいので、攻撃は「浮身」で回避する。間接技・投げ技(F・スープレックス)は「力で振りほどく」で回避になる。
 「間接技」は一回だけ成功する。気合を貯めて使えば大ダメージを与えらる。
 飛田がパンチしてきたら、返し技の「飛燕十字蔓」「蛇破山」「肩固め」をそれぞれ使う。「飛燕十字蔓」と「肩固め」は飛田のパワーで返されてしまうが、九十九の本気メーターが大幅に上がるので使っておく。「蛇破山」は2回使える。ダメージを与えられて、しかも本気メーターも上がる。
 ここまでで本気メーターが上がれば「虎砲」が使えるようになる。2回目は相打ちになるが、大ダメージを与えられる。
 飛田が『おれはすべてを出し切った。お前も全てを出し尽くしてこい』というようなことを言ってきたら、陸奥圓名流奥義の「龍破」が使えるようになるはず。気合を満タンにして、大きく離れた間合いから「龍破」を使って終了。

Round 8:片山 右京

 まず注意としては、「虎砲」は絶対に使ってはならない。返されて大ダメージを食らってしまう。
 基本戦術としては、右京は接近すると九十九を中心に弧を描くように大きく移動する。移動中は静止して様子見、右京の足が止まったら近づくを繰り返す。移動中は気合が上昇しにくくなるので、右京の気合はあまり貯まらず、こちらの気合が貯まるようになる。気合の篭っていない攻撃になるのでダメージを抑えることができる。もちろん攻撃は「浮身」を使ってとことんダメージを抑える。
 そのうち本気メーターが上がって来て、色が変わる直前に「飛燕十字蔓」が使えるようになる。「正拳突き or 抜き手」が来たときに積極的に使おう。失敗するもののこれで本気メーターを大幅に上げられる。2回目以降はすぐさま「下段蹴り」で反撃攻撃してくるが、気合0の攻撃なので「浮身」を使えばダメージを1に抑えられる。
 そのうち陣雷が『こうなれば龍破だ』と叫び「龍破」が使えるようになる。気合を満タンにして離れた距離から「龍破」を使う。破られてしまうが、必須イベントなのでしょうがない。
 ここまでくると片山右京は「菩薩掌」を使ってくる。避けるの「振り切る」で凌ごう。大ダメージを食らってしまうが、これで「菩薩掌破り」を覚えることができる。再び「菩薩掌」を誘い、避けるの「菩薩掌破り」を使うと逆に大ダメージを与えられる。
 ここから片山右京に変化が訪れ、ダメージを与えられるようになる。前述の基本戦術で気合を貯めつつ、気合が満タンにして「ラッシュ」(連続攻撃)で、とことん攻撃する。HPの削り合いになるので、なるべくダメージも抑えるようにする。
 ポイントは菩薩掌を破るまでのダメージを抑えること。

Round 9:不破 北斗

 不破は陸奥圓明流に精通しているため圓明流の技がほとんど通用しない。「ラッシュ」で圓明流以外の技(「双龍脚」や「紫電三連脚」)を使ってダメージを与えることになる。あと、不破圓明流奥義の「神威」(虎砲の足版)はブロックも浮身も通用しないので、繰り出されないように注意。
 不破の本気メータが上がれば「巌颪」を使ってくるので、避けるの「振りほどく」で対処。このあとに不破が知らない陸奥圓明流の奥義「四門」が使えるようになる。気合を満タンにして使えば勝利。

 まだ検証していないので推測でしかないが、「四門」が使えるようになる条件は不破が「巌颪」を使うことで、不破が「巌颪」を使う条件はある程度ダメージを与えることだと思われる。